議事録の書き方 / ツール別

議事録ツールの選び方(AI議事録を試す前に確かめる6つのこと)

AI議事録などの議事録ツールを試す前に、確かめておきたい6つのことをまとめました。お試しで使える範囲、スマホだけで使えるか、使い始めるまでの手間、会議の内容を預けるときの確認、会議アプリの機能で足りる場合を、順位をつけずに紹介します。

机の上でスマホと録音機を見比べている手元の絵
公開日:2026年10月17日
運営:Zawa Lab(個人事業主)/業務改善のシステムを30以上開発間違いのご連絡:info@zawalab.com

議事録ツール(録音や会議の記録から、議事録の材料を作る道具)を選ぶときは、機能の多さより先に、自分の会社の使い方に合うかを確かめます。このページでは、試す前に確かめる6つのことを、問い合わせにそのまま貼れる文つきでまとめました。

ほかの会社の議事録ツールの名前、数字、順位は、このページには載せていません。表と文は、このサイトで作ったものです。

なお、このサイトの運営者は、AI議事録という道具を用意しています。その立場は、「このサイトのAI議事録について」の節に書きました。

先に決めること:何の会議を、だれが使うか

選ぶ前に、何の会議に使うかと、だれが操作するかを決めます。会議の種類で、重く見る観点が変わるからです。

議事録そのものの書き方は、議事録の書き方のページに書いています。ここでは、道具を選ぶ話だけをします。

社内の定例会議

毎週や毎月、同じ顔ぶれで開く会議です。回数が多いので、続けて使えるかが決め手になります。

  • 重く見る観点:お試しで使える範囲(時間と回数)、使い始めるまでの手間
  • 最初に聞くこと:「毎週1回、1時間ほどの会議で使いたいと考えています。お試しの間に、何回分の会議で試せるかを教えてください。」

取引先との商談

社外の人の話や、数字が入る会議です。預ける前の確認と、できあがった文章を直せるかが決め手になります。

  • 重く見る観点:会議の内容を預けるときの確認、できあがりの文章の受け取り方
  • 最初に聞くこと:「取引先との会議の録音を預けることを考えています。保管と削除について書かれた案内があれば、教えてください。」

現場の打ち合わせ

工場、倉庫、店舗など、パソコンのない場所で開く、立ったままの打ち合わせです。まわりの音も大きくなりがちです。

  • 重く見る観点:スマホだけで使えるか、録音の入れ方
  • 最初に聞くこと:「パソコンを使わず、スマホの録音だけで使えますか。音の大きい場所で録った録音について、案内はありますか。」

試す前に確かめる6つのこと(早見表)

試す前に確かめるのは、お試しの範囲、スマホだけで使えるか、始めるまでの手間、預けるときの確認、会議アプリで足りるか、できあがりの受け取り方の6つです。

議事録ツールを選ぶ順番の流れ図:何の会議をだれが使うかを決める、会議アプリの機能で足りるかを確かめる、足りなければ試す前に6つの観点を確かめる
図:議事録ツールを選ぶ順番の流れ図:何の会議をだれが使うかを決める、会議アプリの機能で足りるかを確かめる、足りなければ試す前に6つの観点を確かめる

表の「どこを見れば分かるか」で公式の案内を開き、分からないことは「問い合わせるときの聞き方」の文を、問い合わせの画面にそのまま貼って聞きます。5行目だけは、道具の会社ではなく社内で聞く文で、いつもの会議アプリで録画と文字起こし(話した言葉を文字にすること)が使えるかを確かめます。

試す前に確かめる6つのこと(このサイトで作った表です)
観点どこを見れば分かるか問い合わせるときの聞き方
1 お試しで使える範囲料金や申し込みの案内のページ、利用規約「お試しで使える範囲を教えてください。使える時間の長さ、回数、データが残る期間、仕事の会議に使ってよいかの4点を知りたいです。」
2 スマホだけで使えるか対応環境やよくある質問のページ、アプリの紹介ページ「スマホだけで使えますか。パソコンは必要ですか。使えるスマホの種類と、録音や録画のファイルの形式、一度に入れられる長さの上限を教えてください。」
3 使い始めるまでの手間申し込みから使い始めるまでの流れの案内「申し込みから使い始めるまでの流れを教えてください。会社の管理者が設定する作業は必要ですか。ひとりで始められますか。」
4 会議の内容を預けるときの確認プライバシーポリシー(個人情報の扱いの案内)、利用規約「預けた録音と、文字にした内容は、どこに、いつまで保管されますか。削除はどうすればできますか。社内で確認するための資料はありますか。」
5 会議アプリの機能で足りるかいつも使う会議アプリの公式の案内、契約しているプランの案内「当社が契約している会議アプリで、会議の録画と文字起こしは使えますか。使えるなら、設定はだれがしますか。」
6 できあがりの文章の受け取り方見本の画面、よくある質問のページ「できあがった文章は、コピーして貼り付けたり、ファイルとして保存したりできますか。間違いに気づいたとき、自分で直せますか。」

表の中を左右に動かして読めます。

5行目の文は、社内の管理者か、会議アプリの契約を担当している人に聞きます。ほかの5つの行は、道具の会社に聞きます。

6つ目の観点:できあがりの文章の受け取り方

どんな道具でも、できあがった文章は、そのまま使わずに読み直します。名前、数字、日付、決まったことは、聞き間違いや書き間違いが起きやすい所です。

だから、文章を直しやすいかも、選ぶ観点に入れます。コピーして貼り付けられれば、普段使っているWordやメールで、すぐ直せます。

道具の会社にまとめて問い合わせるときの文

道具の会社に聞く5つを1通にまとめるときは、次の文を使います。5行目(会議アプリの機能)は社内で聞くので、この文には入れていません。コピーして、( )の中を書き換えて使えます。

型(コピーして使えます)
(道具の会社名) ご担当者様

はじめてご連絡いたします。(自分の会社名)の(自分の名前)と申します。
(サービス名)の利用を検討しており、次の点について、教えていただけますか。

1. お試しで使える範囲(時間の長さ、回数、データが残る期間、仕事の会議に使ってよいか)
2. スマホだけで使えるか、パソコンは必要か(使えるスマホの種類、録音や録画のファイルの形式、一度に入れられる長さの上限)
3. 申し込みから使い始めるまでの流れと、会社の管理者が設定する作業があるか
4. 預けた録音と、文字にした内容の保管場所、保管期間、削除の方法
5. できあがった文章をコピーしたり、ファイルとして保存したりできるか、間違いに気づいたときに自分で直せるか

お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。

(自分の会社名) (自分の名前)
(電話番号またはメールアドレス)

お試しで使える範囲は、会社ごとに条件が違う

お試しの範囲は、時間・回数・残る期間・仕事に使えるかの4つで見ます。数字は会社ごとに違うので、自分で公式の案内を開いて確かめます。

4つの見方は、次のとおりです。

  • 時間:1回に入れられる録音の長さです。自分の会議が1時間なら、1時間が入るかを見ます。
  • 回数:お試しの間に、何回使えるかです。定例会議で続けて使うなら、回数が足りるかを見ます。
  • 残る期間:入れた録音や、できあがった文章が、いつまで残るかです。残したい日数より短いと、その前に自分で保存し直す手間が増えます。
  • 仕事に使えるか:お試しの範囲が、仕事の会議に使うことを認めているかです。利用規約の中に書かれていることがあります。

お試しの条件と、申し込んだあとの条件が、同じとは限りません。どちらの案内かを分けて読みます。

比べるときは、次のメモ表を紙やExcelに写して、会社ごとに1行ずつ埋めます。条件は変わることがあるので、「確認した日」の欄を必ず書いておきます。

型(コピーして使えます)
会社名・サービス名 / 時間 / 回数 / 残る期間 / 仕事に使えるか / 確認した日 / 確認した案内のアドレス

スマホだけで使えるか、パソコンが要るか

道具には、アプリを入れるもの、ブラウザ(インターネットを見る画面)で開くもの、録音機に付いてくるものがあります。自分の持ち物で使えるかを、先に見ます。

3つの形で、確かめる所が違います。

  • アプリを入れるもの:スマホやパソコンに、アプリを入れて使います。会社のスマホに、アプリを入れてよいかを先に確かめます。
  • ブラウザで開くもの:アプリを入れず、インターネットを見る画面で開いて使います。使うスマホやパソコンのブラウザに対応しているかを、案内で見ます。
  • 録音機(ボイスレコーダー)に付いてくるもの:録音機を買うと、文字にする仕組みが付いている場合があります。録音機で録った音声を、別の場所に移す作業が要るかを確かめます。

どの形でも、確かめることは3つです。録音を入れる方法(その場で録音するか、録音したファイルを選ぶか)、使える形式と長さの上限、できあがった文章をスマホの小さな画面で読めるかです。

パソコンが苦手な人は、パソコンなしで最後までできるかを、早見表の2行目の文で聞いておくと安心です。

使い始めるまでの手間(登録・設定・だれがやるか)

使い始める前に、登録・設定・支払いの手続きをだれがやるかを決めます。会社に管理者がいるかどうかで、進め方が変わります。

管理者がいる会社

情報システムの担当や、パソコンの設定をしている人がいる会社です。道具を入れてよいかの確認や、会社として申し込む手続きは、その人に頼みます。

道具の側に、会社でまとめて設定する仕組みがあるかも、聞いておきます。使う人が増えたときの手間が変わるからです。

管理者がいない会社

社長やスタッフが、ひとりで始める場合です。ひとりで申し込みから使い始めるまでできるか、途中で会社のパソコンの設定を変える作業が要らないかを、聞いておきます。

申し込む人・設定する人・使う人を決める

使い始める前に、次の3つを決めておくと、途中で止まりません。

  1. 申し込みと支払いをする人
  2. 設定をして、使えるか試す人
  3. 会議のたびに、実際に使う人

3つが同じ人になる会社もあります。その場合でも、決めて書いておくと、担当が変わったときに引き継げます。

会議の内容を預ける前に確かめること

預ける前に、社内の決まり、取引先との約束、保管と削除の案内の3つを確かめます。法律の判断は、このページではしません。

録音を道具の会社に送って文字にする道具では、録音や文字になった会議の内容を、道具の会社に預けることになります。だから、預けてよい会議かどうかを、先に決めます。

預ける前の確認票(このサイトで作った表です)
確かめること見る所決める人
社内の決まり情報の持ち出しや、外部のサービスの利用について、社内の決まりがあるか社長や管理者
取引先との約束取引先との契約書や覚書に、会議の内容を秘密にする約束が書かれていないか社長や契約の担当
保管と削除道具の案内に、保管の場所、保管の期間、削除の方法が書かれているか申し込む人
預けない会議人事、取引先の秘密、まだ公表していない話など、預けない会議を先に決めたか社長や管理者
参加者への一言録音することを、会議の前に参加者へ伝える段取りがあるか会議を開く人

表の中を左右に動かして読めます。

この表は、確かめる順番の目安です。確かめた結果が「よい」か「よくない」かを決める表ではありません。

表の最後の行の「参加者への一言」と、録音の置き場所や消す時期の決め方は、録音を使うときに先に決めておくことのページの節にまとめています。

契約書の読み方や、秘密にする約束の範囲に迷うときは、弁護士などの専門家に確かめてください。

Zoom・Teams・Google Meetの機能で足りる場合

いつも使う会議アプリに、録画や文字起こしの機能があれば、足りることがあります。足りるかどうかは、契約と設定で変わります。

足りるかを見分けるために、次の3つを自分に聞きます。

  1. 議事録を作りたい会議は、会議アプリで開く会議だけか。対面や電話の会議も含むなら、その会議も会議アプリで残せるかを、別に確かめます。
  2. 会議アプリの契約と設定で、録画や文字起こしを使えるか。使えるかは、契約しているプランと、管理者の設定で変わる場合があります。
  3. 自分が会議を開く側か、相手が開く会議に参加する側か。開く側かどうかで、できることが変わる場合があります。

会議アプリごとの残し方は、次のページに書きました。

足りたなら、新しい道具を試さなくてかまいません。足りなかった場合に、このページの6つの観点に戻ります。

このサイトのAI議事録について(いまできること)

このページを書いているのは、AI議事録を用意している運営者です。いまは見本だけを公開していて、録音を送って処理する受付は始めていません。

運営者が書いているので、このページは、中立な比較ではありません。そのため、ほかの会社の議事録ツールの名前、数字、順位は載せず、確かめる観点と、問い合わせに使う文を載せました。

この6つの観点は、AI議事録にも当てはめて見てください。いま答えられることと、答えられないことは、次のとおりです。

  • ブラウザで開くか:AI議事録のページはブラウザで開きます。見本を見るのに、アプリは要りません。
  • 使える録音の形式、料金、保管期間と削除の方法:AI議事録のページには、受付を始めるときに案内すると書かれています。いまは、このページで答えられません。
  • お試しの範囲と、使い始めの流れ:受付を始めていないため、示せる段階にありません。
  • できあがりの受け取り方:見本では、できあがりが「要点」「決まったこと」「やること」の3つの見出しに分かれています。コピーや保存のしかたは、受付を始めていないため、示せる段階にありません。

録音を入れると、どんな議事録にまとまるかの見本を、AI議事録の見本で確認できます。いまは見本だけで、録音を送って処理する受付はまだ始めていません。

よくある質問

AI議事録の文字起こしは、そのまま使えますか?

そのまま使わず、読み直してから使うことをすすめます。人の名前、会社の名前、数字、日付、決まったことの5つは、録音を聞き直して確かめます。このページでは、道具の正しさを示す数字は載せていません。

スマホで録音したものでも使えますか?

使える形式と長さは、道具ごとに違います。道具の公式の案内で、対応している録音の形式と、一度に入れられる長さの上限を見てください。案内が見つからないときは、このページの早見表の2行目の文を、そのまま問い合わせに貼れます。

会社の会議を外部の道具に預けてよいかは、どう確かめますか?

このページでは、預けてよいかどうかを決めません。社内の決まり、取引先との約束、道具の保管と削除の案内の3つを順に確かめます。契約の読み方に迷うときは、弁護士などの専門家に確かめてください。

ボイスレコーダーで録った音声も使えますか?

使える形式と長さは、道具ごとに違います。録音機で録った音声を、パソコンやスマホに移す作業が要るかどうかも、先に確かめます。確かめる文は、早見表の2行目にあります。

おすすめのツールはどれですか?

このページでは、順位をつけず、おすすめも決めません。このサイトの運営者はAI議事録を用意しているので、順位をつけると公平に見えないためです。会社の使い方に合うかを、6つの観点で自分で確かめてください。

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録音を議事録にまとめる道具のイラスト

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