議事録の書き方 / ツール別

Zoomの議事録(録画・文字起こし・AI要約の4つの残し方)

Zoomの会議を議事録にする材料の残し方を4つに分けて紹介します。会議中の字幕は保存できなくなったこと、クラウド録画の文字起こしやAIの会議要約に必要な条件、ホストと参加者でできることの違いを、公式の案内を確認した日つきでまとめました。

ノートパソコンでオンライン会議に参加しながらメモを取る人の絵
公開日:2026年10月17日
運営:Zawa Lab(個人事業主)/業務改善のシステムを30以上開発間違いのご連絡:info@zawalab.com

選び方の早見表

Zoomで議事録の材料を残す4つの方法(このサイトで作った表です)
方法必要な条件(公式のヘルプ・製品ページ)あとの手間向く人
1 会議中の字幕を見る初期設定では、参加者が字幕を有効にして表示できる。会議のあとに保存はできない見ながら自分でメモを取るメモを取る余裕がある人
2 クラウドに録画して、音声の文字起こしを使うプロ・ビジネス・教育機関向け・エンタープライズのどれかで、クラウド レコーディングとオーディオ文字起こしをオンにする文字起こしができるまで待つ。日本語に直す作業がある有料のアカウントを使っている人
3 AIの会議要約を使うヘルプではプロ以上の7種のアカウント。製品ページではベーシックにも、自分が開く会議で1か月に3回まで(書き方が食い違っている)要約を読み直して、議事録の型に移す自分のアカウントで使えると確かめられた人
4 パソコンに録画して、別の道具で議事録にするベーシックのアカウント以上(パソコンへの録画。iPhone・iPad・Androidでは使えない)録画ファイルを別の道具に入れる有料の機能が使えない人

表の中を左右に動かして読めます。

Zoomの会議を議事録にするには、まず、もとになる材料(録画・文字起こし・AIの要約)を残します。どの材料を残せるかは、アカウントのプラン、会議を開いた人(ホスト)の設定、会社の管理者の設定で決まります。

このページでは、材料の残し方を4つに分けて、公式のヘルプを開いて確かめた内容と、確かめた日を書きます。2026年5月からは、会議中の字幕を保存できなくなったと、公式の英語のヘルプにあります。

かぎかっこで囲んだ言葉は、公式のヘルプに書かれていた言葉を、そのまま写したものです。画面のボタンの位置までは確かめていないので、ボタンや設定の名前は、ヘルプに書かれていたものだけを載せます。

Zoomで議事録の材料を残す4つの方法(早見表)

Zoomで材料を残す方法は4つあります。使える方法はプランと設定で変わるので、自分の画面で確かめてから選びます。

Zoomではなく、TeamsやGoogle Meetで開く会議の材料の残し方は、Teamsの議事録とGoogle Meetの議事録をご覧ください。

上の表のうち、必要な条件の列は、2026-10-17 に開いた公式のヘルプと製品ページの内容です。あとの手間と向く人の列は、このサイトの考えです。くわしい条件は、方法ごとの節に、出典つきで書きました。

Zoomで議事録の材料を残す方法の選び方の図
図:Zoomで議事録の材料を残す方法の選び方の図

選び方は2つの質問で決まります

このサイトでは、次の2つの質問で選ぶことをすすめます。自分のZoomで2つを確かめると、使える方法の候補が分かります。

  1. クラウドに録画して、音声の文字起こしを使えるか(管理者に聞くと確かめられます)
  2. AIの会議要約を使えるか(会議を開く人が、会議の中で確かめます)

2つの答えの組み合わせで、使える方法は次の4通りに分かれます。

  • ①も②も使えない場合:方法1と方法4
  • ①は使えず、②は使える場合:方法1・3・4
  • ①は使えて、②は使えない場合:方法1・2・4
  • ①も②も使える場合:方法1から4のすべて

こんなときはこの方法(状況別)

  • 会議の司会をしながら、メモが取れないとき:会議のあとに読み返す材料が要るので、方法2・3・4のどれかを選びます。
  • 管理者の設定が要る方法を、すぐには使えないとき:方法4(パソコンへの録画)を先に確かめます。

先に知っておきたい変更:会議中の字幕は保存できなくなった

2026年5月から、Zoomの字幕は会議のあとに保存できなくなったと、公式の英語のヘルプにあります。残したいときは、文字起こしを使います。

Zoomは、字幕(その場で読むためのもの)と、文字起こし(残しておく記録)を分けて扱っています。字幕は、会議の最中と、録画を再生している間は見られます。会議が終わったあとの記録としては、保存もダウンロードもできません。

英語のページの原文は、次のとおりです。

同じ変更を説明する、別のページがあります。こちらも英語のページです。

変更の日付は、2つのページで違います。この記事では、どちらが変更の日かを決めず、2通りとも載せました。

日本語のヘルプ「ミーティング中に字幕を保存する」には、2026-10-17 の時点でも、次の手順が書かれています。

「[文字起こし] パネルの下部にある [文字起こしを保存] をクリックします。」

英語のページは、変更後の内容になっています。この記事では、上の手順を、いまの手順としては載せません。

字幕の代わりに使う文字起こしの設定の名前(Meeting transcripts)は英語のヘルプのもので、日本語の画面での名前は確かめていません。

自分のアカウントで使えるか確かめる

使えるかどうかは、プラン・ホストの設定・管理者の設定の3つで決まります。次の順番で確かめると、ボタンが出ない理由を絞り込めます。

確かめる順番

  1. 自分のアカウントのプランの名前を知ります。プロ、ビジネス、エンタープライズ、ベーシックなどがあります。分からないときは、管理者(Zoomのアカウント全体の設定を変えられる人)に聞きます。
  2. 自分がホスト(その会議を開いた人)か、参加者かを確かめます。できることの違いは、最後の節で表にしました。
  3. 必要な設定が、管理者の設定でオフになっていないかを、管理者に聞きます。
  4. クラウド録画の音声の文字起こし(方法2)で、条件を満たしているのにオプションが出ないときは、Zoomサポートに依頼します。依頼するよう、公式のヘルプが案内しています。

公式のヘルプが書いている条件

クラウド録画の音声の文字起こし(方法2)の条件です。

会議の文字起こし(Meeting transcripts)の条件です。上の一覧とは別のページの、別の一覧です。

この一覧には、教育機関向けが入っていません。上の一覧には、入っています。別のページの一覧なので、2つをまとめて読まないでください。

パソコンへの録画(方法4)の条件です。

方法1:会議中の字幕を見ながらメモする

字幕は、会議の最中に読むためのものです。保存できないので、見ながら自分でメモを取ります。

字幕は、初期設定では、会議の参加者が有効にして表示できます。言語の初期設定は英語なので、日本語の会議では、言語を日本語に選びます。

字幕の精度は、雑音や声の大きさで変わります。名前・数字・日付は、字幕を読むだけにせず、あとで確かめます。

字幕を見ながらメモするとき、どこまで書けばよいかは、会議中のメモの取り方のページに、書くことと書かないことに分けてまとめています。

方法2:クラウドに録画して、音声の文字起こしを使う

クラウドに録画すると、あとから音声の文字起こしを使えます。プロやビジネスなどのアカウントで、設定を2つオンにしておく必要があります。

手順

  1. 自分のアカウントが、プロ・ビジネス・教育機関向け・エンタープライズのどれかであることを確かめます。
  2. クラウド レコーディングと、オーディオ文字起こしの設定を、オンにします。自分で設定を変えられないときは、管理者に頼みます。
  3. 会議で、クラウドに録画します。
  4. 会議が終わって、録画が見られるようになるのを待ちます。そのあと、文字起こしの処理に、さらに時間がかかる場合があります。
  5. 文字起こしの言語を確かめます。初期設定は英語なので、日本語の会議では、録画ごとに言語を日本語に変えて、作り直します。
  6. 文字起こしを開いて、読みます。保存される形式は、VTT形式です。
  7. 条件を満たしているのに、オプションが表示されないときは、Zoomサポートに依頼します。

文字起こしは、聞こえたとおりに文字になるとは限りません。人の名前、会社の名前、数字は、録画を聞き直して確かめます。

方法3:AIの会議要約(Meeting summary)を使う

AIの会議要約は、会議のあとに、要約を受け取れる機能です。使える条件が、公式のヘルプと製品ページで、違って書かれています。

条件の書き方が、公式の中で2通りあります

ヘルプには、プロ以上の7種のアカウントが書かれています。製品ページには、ベーシックにも、自分が開く会議で1か月に3回までの要約が含まれると書かれています。どちらが新しいかは、製品ページに日付がないため、分かりません。

この記事では、どちらかに決めずに、2つを並べます。

ヘルプの書き方です。

製品ページの書き方です。

最新のプランと、含まれる機能は、Zoomの料金ページで確認してください。この記事では、料金ページの表の中身は確かめていません。

使い方と、使えない場面

要約を始めたり止めたりできるのは、会議のホストと共同ホストです。参加者が要約を受け取るのは、ホストが共有を選んだ場合です。

使えるかどうかは、ホストが会議を開いたときに、ミーティング内コントロールに、ミーティング要約の項目があるかで確かめます。項目がないときは、プラン、管理者の設定、ブレイクアウトルームの中ではないか、地域や業種の制限がないか、の順に確かめます。

日本語は、対応言語の一覧に入っています。

要約は、そのまま議事録にしません。名前・数字・決まったことを、録画や文字起こしと照らして読み直してから、議事録の型に移します。

方法4:録音ファイルから、別の道具で議事録にする

Zoomの機能で足りないときは、パソコンに録画した音声や動画を、別の道具で議事録にします。AI議事録は、できあがりの見本を確認できます。

パソコンへの録画(コンピュータ レコーディング)は、ホストと参加者が、自分のデバイスに録画する機能です。ベーシックのアカウント以上で使えます。iPhone・iPad・Androidの端末では使えません。

録音を入れると、どんな議事録にまとまるかの見本を、AI議事録の見本で確認できます。いまは見本だけで、録音を送って処理する受付はまだ始めていません。

録画ファイルを入れる道具を選ぶときに、先に確かめておくことは、議事録ツールを選ぶ前に確かめることのページに表でまとめています。

録画や文字起こしを、議事録の型に移す順番

方法1から4のどれで残した材料も、同じ順番で議事録に移せます。

  1. 議事録のフォーマットの節から、型を1つ選んで、コピーします。簡易・標準・詳細の3つの型があります。
  2. 材料(字幕のメモ・文字起こし・要約・録画)を開いて、決まったことだけを拾い、型の決まったことの欄に書きます。
  3. やることを拾って、型のやることの欄に、担当の人と期限をつけて書きます。
  4. 日付・名前・数字を、材料と照らして読み直します。文字起こしや要約は、名前や数字が聞いたとおりに入っているとは限りません。

清書して共有し、しまうまでの流れは、議事録の書き方の手順の節に書いてあります。

録画・文字起こしの前に参加者へ伝えること

録画や文字起こし、AIの要約を使うときは、会議の前か最初に、参加者へ一言伝えます。Zoomの表示とは別に、口で伝えます。

AIの機能が動いている間は、参加者の画面に、動いていることを示す印が出ると、公式のヘルプにあります。ダイヤモンドの形で、色が変わります。

この印が出ることと、参加者が録画や要約を了承したことは、別の話です。了承の取り方は、会社や取引先との約束で決まるので、この記事では判断しません。

Zoomが録画の開始を参加者へどう知らせるかは、この記事では確かめていません。知らせがあるかどうかにかかわらず、始める前に伝えます。録音の置き場所や消す時期、社外の人がいる会議で気をつけることは、録音を使うときに先に決めておくことのページにまとめています。

ホスト(会議を開いた人)と参加者で、できることの違い

録画や要約を始めたり止めたりできる人は、機能ごとに決まっています。会議を開いた人(ホスト)と、参加するだけの人で、できることが違います。

ホストと参加者でできることの違い(公式のヘルプによる)
機能ホスト(共同ホスト)参加者
AIの会議要約を始める・止めるホストと共同ホストだけができるAIの機能が何も動いていないときは、会議中に、始めてほしいとホストにリクエストできる
AIの会議要約を受け取る共有するかどうかを、ホストが選ぶホストが共有したとき、受け取る場合がある。受け取るには、会議中にZoomアカウントにサインインしている必要がある
会議の文字起こし(Meeting transcripts)ホストか管理者がオンにする。ホストは会議中に管理できる会議中に、使いたいとリクエストできる
字幕を表示する自動字幕を管理できる(公式のヘルプの題は「ミーティングやウェビナーのホストとして自動字幕を管理する」)初期設定では、参加者であれば有効にして表示できる
パソコンへの録画自分のデバイスに録画できる自分のデバイスに録画できる(ホストの許可などの条件は、確かめていません)

表の中を左右に動かして読めます。

上の表は、2026-10-17 に開いた公式のヘルプ(会議の文字起こしの行は英語のヘルプ)の内容です。

よくある質問

Zoomの文字起こしのボタンが出ません。どうすればいいですか?

クラウド録画の音声の文字起こしは、プロ・ビジネス・教育機関向け・エンタープライズのどれかのアカウントで、クラウド レコーディングとオーディオ文字起こしの設定をオンにしておく必要があり、条件を満たしているのに表示されないときはZoomサポートに依頼するよう、公式のヘルプが案内しています。会議の文字起こし(Meeting transcripts)は、英語のヘルプでプロ・ビジネス・エンタープライズのアカウントの設定とされ、初期設定ではオフなので、ホストか管理者がオンにします。設定を自分で変えられないときは、管理者に聞きます(2026-10-17 確認)。

Zoomの会議中の字幕を保存したいのですが、できますか?

公式の英語のヘルプには、2026年5月から、字幕は保存もダウンロードもできなくなったとあります。日本語のヘルプには、2026-10-17 の時点で、古い保存の手順が残っています。残したいときは、文字起こし(Meeting transcripts)を使います。変更の日付は、公式のヘルプの中で2通り書かれています。

Zoomで日本語の文字起こしはできますか?

クラウド録画の音声の文字起こしは、対応言語の一覧に日本語があります。ただし初期設定は英語なので、録画ごとに言語を日本語にして、作り直します。AIの会議要約も、対応言語の一覧に日本語があります(2026-10-17 確認)。

Zoomの会議要約は、そのまま議事録として使えますか?

そのまま議事録にせず、読み直してから使うことをすすめます。公式のヘルプでは、要約は音声テキスト変換のデータから作られます。名前・数字・決まったことは、録画や文字起こしと照らして確かめます。

ベーシックのアカウントでも、議事録の材料を残せますか?

パソコンへの録画は、公式のヘルプで、ベーシックのアカウント以上とされています。クラウド録画の文字起こしは、ヘルプの要件の一覧にベーシックが入っていません。AIの会議要約は、ヘルプの要件にベーシックがなく、製品ページには自分が開く会議で1か月に3回までと書かれていて、食い違っています。自分の画面で確かめてください(2026-10-17 確認)。

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